帰国してすぐに こんなにも「ケーキ」が違うものなのか と帰って来てから衝撃を受けることになる。 何が違うか… バターの風味や 材料の微妙な違いはもちろんながら ケーキの甘さや デザインから内容から 「売れる」ケーキが全く違っていることを再確認する。 私がフランスに行った時は 日本とはあまり違いはないものだ、と ずっと思っていました。 私の中での感覚が、たった2年弱でフランスよりに なっていたことが初めて理解できた数週間…。 Pain de sucre のシェフが教えてくれた 新しいケーキの世界。 それと同じように感覚の店が日本には全くない…。 それが衝撃でもあり、ショックでもありました。 「作りたい」ものと「売れる」ものとの違い。 それを身にしみて感じられました。 私はこの何ヶ月でまたいろいろ考え直し 日本とフランスがうまく調和した 日本人のお客さんにも受け入れやすい そういったものを考えていくことも 私の中の課題としてまたひとつ増えたのでした。 だからといって「作りたい」ケーキは 絶対に譲れない!と、 どこか強情な私でもあります(笑)
by s_ma_vie
| 2010-10-12 21:59
| ひとりごと
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