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言葉以上のもの



この3日間、忙しい毎日を送っています。

知り合った人との会う予定がいっぱいで時間刻みで動いています。
本当にありがたいとしか言いようがありません!
その気持ちに答えるかのように、ここ何日かで3キロ太りました(笑)
時間を合わせてくれた皆さん、本当にありがとうございます。

今日は夜から韓国の友達の家へお邪魔しました。
8番線の終点、Paris郊外へやって来ました。
やっぱり郊外はいいね!としか言いようがないくらい充実した住まい…。
それにこの絶景!!くぅ~私の部屋とは大違い!!
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私がジャプチェが好きなことを知っていたので
友達が「初めて作った」といって御馳走してくれました。
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初めてとは思えないくらい美味しかった!
「店出せるよ!」って言ったらそんなことないって言ってたけど(笑)
そしてキュウリの漬物。
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いろいろ話しをしました。
私のフランス語は不思議なことに彼女にはすごく通じる。
そして彼女のフランス語もすごく理解できる。
不思議なものです。
言葉以上の心が繋がっているからだと思いました。

そして帰りに家の近くの公園を散歩して……

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「来年日本に行くから」と約束をして
Parisで会う、最後のご飯が終わりました。

こうやって、たくさんいろんな人と会う時間。
簡単に、また会おうね!なんて言えない距離だからこそ
私は出会いというものの「繋がり」に近い何かを感じます。
それは言葉とかじゃなくって、なんて言うべきなのか…
不思議な糸で繋がってて、最初から出会うべき人だったんだって
彼女に出会ってそう思いました。

そんなくさいことを言っていますが(笑)
本当に不思議な感覚に陥ったのも言うまでもありません。
そんな気持ちになりながら電車に揺られて帰ったのでした。


私のParis生活も…後4日。
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by s_ma_vie | 2010-05-31 07:12 | des amis

私の先輩



Parisで出会った先輩(いつもそう呼んでいます)が
昨日、展示会をしていたのでお邪魔しました。

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みちさんこと、私の先輩。
出会いは1年前。
何がどうなって先輩と呼ぶようになったのかは…
長い話しになるので、サラッと流して(笑)
今回は彼女の紹介をしたいと思います。

彼女はフランスに来て10年。
ガラス細工の職人さん。
主にネックレス、指輪のガラス細工を作っています。
フランスに来て6年目で独立をして、フランスの専門の雑誌にも
何度か取り上げられています。
性格は気さくでとてもノリがいい、そして冗談好き(笑)
そんな彼女の手から生み出される作品。

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いつも圧巻されるのですが
ジャンルの違う仕事をしている人は本当にすごいと思う。
どうやったらこうなるの!?なんて常に思います。

この日も展示会にはたくさんのお客さんが来ていました。
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以前、彼女の仕事の流れを一緒について見てたことがありますが
独立してフランスで働くって本当に大変なんだなと思いました。
自分で宣伝、営業、出張の段取り、などなど。
海外で頑張る人ってこういう人なんだろうなぁって思います。
フランス語も私から見たら全然話せているのに
「まだまだ話せないよ」って言って,日々勉強している努力家でもあります。


昨日、初めて先輩の作ったガラス細工を買いました。
一生の宝物、と言ったら大袈裟かもしれませんが
私はきっと何年たっても、このガラス細工を見るたびに、
Parisと先輩を思い出すことでしょう。
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by s_ma_vie | 2010-05-30 16:38 | des amis

ようやく一息・・・


3日かかって荷造りと部屋の掃除に追われていました。

帰国前は大抵の人は旅行に行きます。
しかし、私はひたすら部屋にこもり、掃除掃除掃除(涙)
昨日は誰とも会っていません。
おぉ、これが私のParis生活!(号泣)


さてさて、全ての事が終わってしまうと
また次のことを考えなくてはなりません。
気が抜けるというのも正直な気持ちですが
今後のこと…
スペインはもちろんながら
日本に帰るにあたっていろいろ考える日々。

「フランス帰り」のパティシエは日本に5万といます。
一種の流行なので珍しいものでもないのが現実。
それを売るのはもう時代遅れ。

結局、問題になるのは

「フランスで何を学んだか」
「使える人間かどうか」
そこだと私は思います。
後者の方が確実に重要ですが
フランスにいたからこそ、欠けているものもたくさんあります。
逆を言えば、誰でも行けるフランスではないので
その長所を生かしたいもの。
「感性を磨く」のももちろんながら
こっちに来てから自分で考えたケーキもいくつかあり
試作したくてたまらない日々。

だからこそ、私は挑戦したい。
今のところスペインから帰ったら地元で働くけれど
新しいジャンルに挑戦したケーキを作りたい。
と、密かに考え中。
そんなお店を地元で探せるかも疑問だけれど(苦笑)
やりたいことが今は目白押し。

ちなみに、言うだけなら誰にでもできるからこそ
私は人前では大きなことは滅多に言いません。
そんな人を羨ましいと思う時もあるけれど。
考え方は人それぞれ。それでいいんです。

私はとにかく「自分がどこまで出来るか」
それを日本でまた挑戦したい。
のんびりフランスとは大違いな、働くことが大好きな日本。
私もまたその一員として戻れるように、いろいろ見てきたもの
感じてきたものを精一杯表現したいと思います。
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by s_ma_vie | 2010-05-28 16:34 | ひとりごと

15%の力


パソコン…壊れました。
液晶の画面が割れました。
85%見えません。

記念に一枚(笑)
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今のところ、左詰めでなんとか見れます。
そして、しばらくメールの返事が遅れます。
ここに来て、最後のオチですね!

まぁ~本当に壊れるまで頑張って更新します!
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by s_ma_vie | 2010-05-27 22:27 | ひとりごと

すっきり爽快!!



なんてタイトルに書くと変な想像をする…そこのあなた!(笑)


今まで長いことこんな気持ちになれませんでした。
今までずーーーーーーっと引っ掛かっていたことに
ようやく昨日、終止符を打てました。

長かった。
私がただ長く考えすぎていた、そして想いすぎていたこと。
「たったそれだけ」
簡単にいえば、終わってしまえばそんなもの。
私はまだまだ子供でした。

私という人間は本当にやっかいだと自分でも思う。
以前、自分を知ることは一番難しいと書いたけれど
本当にこの問題はまだ完璧には解決できていないけれど
今の私は本当にスッキリしています。
長い間、背中に重い何かをしょっていた感覚に近いかもしれません。
それが一気に無くなって、今は気分爽快です!


私のParis。
何度も言うけれど、本当に毎日が濃すぎてどれがどれで
何がどうだったとか全くわからないくらい
私のParis生活ページは今も更新され続けています。



きっとこれからも、そう。
私は「人生」という本を書き続け
それが濃いとか薄いとか関係なく、その1枚1枚に
綴られる想いや感情、記憶が積み重なる。
その本を書き続けることでどんどん厚みが増え、
「人生」という本が出来上がる。
それは生きている以上なくなることはない。


だから、おもしろい。
だから、楽しい。
だから、辛かったり悲しかったりする。



人生、捨てたもんじゃない。


私、やっぱりParisに来てよかった。

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by s_ma_vie | 2010-05-25 16:46 | ひとりごと

JADIS



魚料理がお好きな方
またはビストロでデセールの頑張っているお店に行きたい方はここがおススメ。

帰国間近になると友人と会う機会が増えます。
そしておススメビストロに行ってきました。
JADIS
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お昼のMenu 2皿(前菜とメインorメインとデセール)で25€。
3皿で32€。

前菜はParis 春野菜がメイン。
盛り付けがとても繊細で綺麗。
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メインがお魚…
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見てびっくりしたのが、メインのお魚が横の小さい器に
そして貝がメインという珍しい皿盛り。
魚の焼き加減もなかなかよく、美味しく食べました。



ここのデセールは気合いが入っていました。
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パンナコッタとリュバーブ
その上には飴が!ビストロでここまで頑張っている店は初めて!
どのテーブルでもこの皿を見ると盛り上がっていました。

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そしてこちらはパンデピスのベリーヌ。
苺のソースとパンデピスの相性がとても美味しかったです!


デセールにはとても感激しました!

とても可愛い、人の目を驚かせる、相性がいい、綺麗な盛り付け。
最近、そんなお店に出会ってなかったのでとても嬉しかったです。



そしてちょっと飴で遊ぶ(笑)

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隣のテーブルのおばさんにものすごく見られていました(^^;)
久しぶりに感激したお店。
お値段は昼のMuneにしたら少し高めですが、気になる方は是非どうぞ。


208 rue de la Croix-Nivert 75015
Tel : 01 45 57 73 20
www.bistrot-jadis.com
定休日 土曜、日曜
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by s_ma_vie | 2010-05-25 16:38 | France

Pain de sucre に愛を込めて



人生で「泣く」ことは何度もあっても

「嬉し泣き」という経験は人生で数回しかない。



昨日は最終日。
いつもと変わらない時間に出勤して
変わらないいつも同じ仲良しメンバーと挨拶をする。
「今日が最後だね」とみんなに言われる。
まだ実感がわかなかった私。
仕込みも多くなく、段取りを考えて、指示をして…

昨日のシェフとマダムの様子を判断して
仕事が終わってからみんなで日本酒を開けて飲もうと
密かに考えていました。
そしてお昼間際…



私の中で信じられないことが起りました。



シェフに「こっちに来て」と言われて隣の厨房へ向かうと…
シャンパンとアプレチィフを用意してくれていました。

みんなももちろん知っていて、職場のメンバーが勢ぞろいして
私を迎えてくれました。

私が一番予想してなかった展開に驚きと感動で
私は一瞬で泣いてしまいました。
人生で滅多に経験しない、嬉し泣きをしました。
アルべリックには「泣くの早いし。シャンパン入れてから泣いてよ」
なんて素敵なツッコミを受けながら、シャンパンをコップに注ぎ…

シェフの「乾杯」の合図でみんなでシャンパンを飲みました。


何もかも、すべてのことに感謝した。
「嬉しい」としか言えなかったけれど、私は本当にPain de Sucreのすべてが好きだ。

シェフから本とワイン2本を貰いました。
そしてみんなから素敵なメッセージも付けて。
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この本はParisの有名店のパティスリー、ブーランジェーが載ってる本。
もちろんPain de sucreも載っています。

午後からマダムも来てくれてさらにワイン2本貰いました。


私、ここで働けてよかった。
そしてシェフとマダムの愛情と、職場のみんなに感謝して…。
私の出来る仕事なんて誰でも出来たことなのかもしれないのに。
私の居場所は確実にそこにあって、それを認めてくれたんだってこと。
いろいろ悩んで、いろいろ笑って、いろいろ考えて…その答えが
ようやく結果として今日まで来たこと。


みんなに愛を込めて。
そして、ありがとうございました。




私のParis生活もようやく終わりなんだと実感が出来ました。
ちなみに日本酒は結局、研修生の日本人の子と仕事帰りにポンピデューの坂で飲みました(笑)


私のParis生活も…後10日。
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by s_ma_vie | 2010-05-24 16:49 | France

最後の出勤日


Pain de Sucreに働き始めたのが去年の8月。
たった10ヶ月のPain de Sucre。


私は今の職場でものすごく影響を受けた。
シェフのケーキに対する発想、感性。
マダムの仕事に対する情熱。
本当にいろいろ勉強になった10ヶ月でした。

迷惑をかけた時期もあるし、信頼を失うこともたくさんやらかしたし
もう辞めようかと思った時期も正直ありました。
「外国人が社員」というプレッシャーに負けそうにもなったし
自分の仕事ぶりにも改めて反省することもできた日々。
辛い時期もありました。

しかし、今の職場で私は新たに挑戦したいケーキもできたし
結果オーライなのは非常によかったと思っています。
フランスのケーキ屋で働けてそれにまさかの社員ということも経験できて
シェフとマダムにはお礼を言っても足りないくらいです。


で、ででで、
非常におもしろい話しが
実は契約上では、昨日で仕事が終わっています(笑)
金曜日にシェフに書類を貰い「22日で終わってることになってるから」と言われ
「土曜日で辞める?」って聞かれましたが
予定にはない急な発言だったので
「日曜日まで働きます」って言っておきました(笑)
そして昨日、仕事が終わる間際に久しぶりにマダムが来て
「あなた今日で仕事おしまいなの!?」って聞かれ「明日です」と答えておきました……。


こざっぱり……Pain de Sucre(笑)


しかし、言いたいこともよくわかる。
彼らにしたら、今まで何十人も研修生が出入りしているので
誰が抜けようが、誰が入ろうが店が回ればいい……
(という気持ちかは解りませんが)言いたいことはよく解ります。
私も言われたことにそこまでショックではなく、素直に受け入れられます。
私もそこまで子供ではありません。
(ちなみに誤解されると困りますが、私は彼らのことを最初からとても尊敬しています)

ということで、私の最後のPain de Sucre。
一体どうなることやら!?(笑)
フランスでは最後の日は自分でシャンパンを持ってみんなで飲む風習があるので
私はシャンパンではなく、日本酒を持っていきます。
(Parisは日本食屋で日本酒も売ってるんだよ~便利だねぇ)

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これを無事に開けることができるのか
もしくは一人酒か(笑)

それは……また後日報告します。



それでは いってきまーす
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by s_ma_vie | 2010-05-23 16:30 | France

Baba au rhum


フランスに来て好きになったお菓子。
Baba au rhum

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ブリオッシュ生地をラム酒のシロップに一晩漬けたもの。

最初に食べたのは専門学校時代。
べちょっとしたケーキ、異常なラムの味がどうしても受け入れられず
「なんて不味いケーキなんだ」と思ったのが第一印象。

それから時は流れ…
今の職場で出会ったbaba au rhumを食べて私の中では革命でした。
すっきりした味、しつこくないラムの風味、はっきり美味しいと言えます。
看板商品でもある意味がとてもよく理解できました。
今まで最下位の地位にいたはずが、今ではすっかり上位に入るくらい
好きなケーキ、作ってみたいケーキになりました。

正直、田舎で受けるのか非常に心配ですが
将来お店を出すなら作ってみたい商品の一つです。
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by s_ma_vie | 2010-05-22 17:31 | Gateaux

ぐるぐる



私はパティシエだけれど、このブログではパティシエ論はあまり語りません。
プライベートと仕事を別けるし、こんなところで言っても仕方がないと思っているのも正直な気持ちです。

今の私の人生プランをみんなに言うと「無理だ」ってよく言われる。
そりゃ自分でも充分解っている話で、今のままじゃ難しいことも。

女と男の人生観は違うもの。
それもあってか、よく男の人には難しいね。って言われる。

私はこの仕事を一生のものとしたい。

だけど、結局私は女である以上、結婚もしたいし育児もしたい。

そこが一番の問題でもあり
一番の悩みでもある。

100%こうしたいんだ!って言えることができない。
それが非常に悔しい。


人生どちらかをとらなければ極めたことにならないのか?
どちらもとれる人生を歩めないのか?
どうして女の人は両立できないのか?

こんな風に考え始めたのが22歳のころ。


それからずっと考えているけれど、
こっちに来てから、やりたいこと、挑戦したいことが増えてしまい
今考えているプランが大きく変わるかも…なんて思って、立ち往生しています。

私の今考えているプランだと、どう考えても店の規模もあり得ないくらい小さいし
それに作れるケーキにも限界がある。
それなのに、やりたい路線のケーキがありすぎて、どうしようか悩む日々。


さらに考えて、考えまくると
「どっちもやりたいと思っているから、どっちも極められないんじゃないか」なんて
結論が出て、ドーン(--;)と落ち込む(笑)


こんなかんじで私の頭はいつもぐるぐる。

人生ぐるぐる。


だけど、これだけは言える。

「私はケーキとしか考えられない」と言うこと。
私からケーキをとったら何もなくなるということ。

ケーキが人間になったら即行結婚したいくらい(あほ(笑))
もちろんながらケーキは人間にはなれないし



また頭はぐるぐる。


悩める26歳=幸せ者


だと私は思います。
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by s_ma_vie | 2010-05-20 17:06 | ひとりごと