私の前の職場の先輩が、パティシエをやめました。 今は事務をしているそうです。 かれこれ、8年続けた仕事をやめる。 その決断、について私はまた考えることになる。 専門学校時代の友達は今、9割が違う仕事をしている。 やめる話しを聞くのは、実は珍しいことでもないし やめるからと言って、必死になって止める人もいない。 (状況にもよりますが) 私は今まで思っていたのは 「やめるなんて、ショックだなぁ」って気持ちが強かった。 なぜなら、私はその先輩からいろいろ教えてもらったからだ。 彼女なりの製菓論があり、仕事論がある。 その熱い思いを勉強し、受け継ぐ。 今はもうそんな時代じゃないかもしれないけれど、誰かに 教えてもらえること、教えること。 それは「手に職」にとって(仕事にとって)大きな「軸」になる。 そんないろんな思いが蘇り、悲しい気持ちになる。 しかし、私は今はそう思う反面、違うことも考える。 「今そうなってよかったんじゃないか」 とも思える。不思議なことに。 「やめる」ことは実は経験年数を重ねることにより やめることができない、もしくはほかに仕事がない。 いろいろあるとは思うが、それも考えて「やめる」という 決断をする。本人はすごく考えたに違いない。 だから、否定はしない。 だから、肯定もしない。 それがその人の人生。 私が思うに、人は人の人生を否定する権利なんてどこにもない。 その人にはその人の人生がある。 否定する人は、その人以上の器がある、だなんて誰にもはかれないと 思っている。だから、私はこれでいいと思っている。 その人その人の道だから。 そう考えると、全てのことにおいて肩の荷が軽くなるような 不思議な感覚にもなる自分もいる。(悪魔で独身論だが) 最近、文章がまとまっていませんが、 こうやってパティシエ論を 語る相手がなくなるのも事実であります。 でも、私はまだこの道を信じて、歩くのみです。 先輩!事務がんばってくださいね!!
by s_ma_vie
| 2010-10-26 21:59
| ひとりごと
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